BLOGブログ
NSCAジャパン事務局がまとめた森谷敏夫さんの講演内容からお話をさせていただきます。
運動不足がメタボをメタボは肥満症、糖尿病、脂質異常、高血圧などの合併症を引き起こす、死の4重奏と言われている疾患です。
心血管障害は座っている時間の長さに関係していると報告があります。
寝ている時間、座っている時間、立って動いてる時間で代謝量を計ると脂質代謝が一番少ないのが座っている時間だそうです。
人間がいかに動かなければ太り、それが疾患へつながっていくかが分かります。
なので脂質代謝を活性化するためにはNEAT(運動を除く普段の動作で消費されるエネルギーのこと)を増やすことも重要な要素です。
デスクワークの人も座っている時間を短くする工夫をしましょう!
もう一つ面白い関係が歩行速度と死亡率の関係です。
65歳以上の方439名を対象に一年間、身体機能回復を目的としたプログラムを実施し8年後の死亡率に及ぼす影響を調べた結果死亡率と歩行の速度の改善に関係性がみられたそうです。
高齢者の方の歩行速度をキープ出来るような運動が出来ると健康寿命が延びる可能性があるということです。若い人はそうならないよう足腰を鍛える運動をしておく事が必要です。
これらは講演のほんの一部の内容を簡単に記述しましたが、体の見た目だけのためではなく健康な人生を送るために運動は不可欠だということをもっと多くの人に理解していただき、何か運動する習慣があることが当たり前な世の中にしていきたいですね!