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よくどっちを優先したほうがいいの?と質問される事があります。
本人の意見を尊重するのが一番大事だと思います。多少脂肪がついても筋肉量をつけたい!とか夏に向けてしっかり痩せたい!ウェディングに向けて痩せたい等、色々あると思います。
なので自分で決めてください!というのが答えなのですが、
目安としていいものがあります。
筋肉も脂肪もインスリンの作用がGLUT4に働きかけ、栄養を筋肉に取り込み、余剰分は脂肪に取り込むというざっくりとした流れです。そもそも上手に食べれば余剰分を作らないので太っていかないです。
ですがインスリンは感受性というものがあり、インスリンが同じ量でも働きが悪くなる事があります。(誰にでも起こります)
そうすると血中に糖が残ってしまうため(筋肉への取り込みが悪くなる)脂肪へいきやすくなります。
筋肉もにくくなってしまうし脂肪も貯めやすくなってしまいます。(行き過ぎると糖尿病のリスクにもなる)
インスリンの感受性がどれくらいから悪くなるというのは個人差もあり難しいですが、目安男性は脂肪率15%、女性で25%あたりから始まると言われます。
他の要素はHDLの量だったり、活動量、体力の低下、アルコール、ストレスなどでもインスリンの抵抗性は増すと考えられています。
なのでそれ以上脂肪があったり、健康診断の結果が良くなかったりする人は一度脂肪を落とすためのプログラムをした後で筋肉をつけていった方がいいと思います。(正確に脂肪率を判断するのがまず難しいです。体脂肪計などは当てにしないでください。かなり誤差があります)
そしてなにより重要なのがやはり運動です。
運動は糖や脂肪やアミノ酸を使い、糖やアミノ酸の筋肉へ感受性を高め、取り込みを促します。
その効果も運動強度にもよりますが、一日程続きます。毎日何かしら運動するといいサイクルになります。