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2018.12.02

ノウハウ

腰痛なら疑え多裂筋

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30368341
↑は治療に関する文献で多裂筋の動作を高める運動中に多裂筋を触れられた状態で意識させるか、ふれられていない状態との比較で触れられていない方がいい結果がでています。
触られた方が意識できると思いきや、、面白い内容です。

筋トレもここ意識してと触ったり、考えたりしながらやりますがそうじゃない方がいいときもありますね。

さて、多裂筋は背骨を安定させるために主に働いています。でも慢性的に腰痛がある人のMRIをみると多裂筋が萎縮している傾向があるそうです。働きが弱くなっているということです。

姿勢が悪い状態が続くと筋力が低下してしまいます。そうすると背骨がゆがんだり、神経の圧迫で腰痛がでたりしてしまいます。

言葉で説明するのが難しいですが、ここが弱ってしまうと他の筋肉の使い方が変わり(適応)体のゆがみが助長されることがあると思います。

一つチェックの方法として多裂筋トレーニングアームレッグレイズ、これは左右のバランスを保つために多裂筋も働きます。体幹のトレーニングでよくみますね。左右差があるとバランスが悪いと思います。チェックしてみてください。

画像では手足まっすぐですが左右に広げると重りが横に広がるので多裂筋の働きが増えます。


腰痛は痛みがでるのが怖くて無理しないようにして運動を避ける人が多いですが、それでは根本的には良くならないので、理解あるトレーニングをして強くしないといつまた痛みがでるかわかりません。

腰痛のある方へデッドリフトはやめておきましょうというトレーナーがいますが、どのように改善していけばデッドリフトのような動きが出来るかを考え指導出来る人が増えればいいなと思っています。

休んで治さず動かして治せ!です!

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