BLOGブログ
インナーマッスルという事について近々セミナーをしますが、あまり良くない理解をしている人が多い単語だと思うのでそんな所を説明したいと思います。
へ~っと読んでもらえたら嬉しいです。
インナーマッスルですが筋肉は筋肉ですが、その役割が安定性を生み出すような使われ方が多いです。
例えば背伸びをするという動作はふくらはぎの筋肉で主に行われますが、ふらつくことなく背伸びするためには、両サイドの後脛骨筋、長短腓骨筋などが左右から支えてくれているからしっかりとふくらはぎが真っすぐに一方向に力を出せるという事になります。
これらの支えがないとふらついたり、ふくらはぎも負担が増える分左右に太くなったりします。
ふくらはぎ瘦せにもつながる考え方です。
なので正しい体の使い方を覚える上で必要な筋肉たちであることは間違いありません!
本当に良くないのが、ビジネス的に、本を売りやすくとかキャッチ―にするためにインナーマッスルで痩せるという表現の仕方だと思います。
その中でアウターマッスルを太くしたくないとか、硬くなるから使えない筋肉とか美しく痩せるならインナーマッスルとか、アウターを鍛える事を否定する言い方も多々見れますが、それぞれ役割があるので自分のゴールによって鍛え方を意識する必要があります。
そして痩せる、身体を作っていくという選択肢をされた方にはインナーマッスルに焦点をあてる必要は全くありません。
痩せるというのは
1,脂肪を減らす
2,体の形を変える
という2つの事を指すと思いますが、1の脂肪を減らす必要がある人は、アウターマッスルを使った方が圧倒的に消費は高いです。
2の形を変えるというのも脂肪を減らしつつ、筋肉を必要なところにつける事でメリハリのある体を作るという意味でもアウターマッスルが基本的には形作っています。
ただ、形作りの中でインナーマッスルを上手くつけていないせいで太くなってしまっている部分がある場合にはインナーマッスルを鍛えるというか、使えるようにするための運動をしないといけません。
なので時と場合、個人によって鍛え方の選択をするべきという事!
筋トレをしているとアウターマッスルばかり鍛えてると思われがちですが、片足で鍛える種目だったり、フリーウェイトであれば安定させるために色んな筋肉を使います、なのでインナーマッスルもしっかり鍛えられています。
(マシンが多めだとインナーマッスル使う割合は減るはずです。)
なので筋トレすれば全部使うよ!という事です!
そして筋トレの中で上手く連動していない部分があればそこはインナーマッスルの働きが少ない可能性があるのでそこで初めて動的にストレッチしたり、使い方を覚えればいいです。
分かりやすいかはわかりませんが、違う形で説明すると、先ほどの背伸びの話で例えると、いきなり後脛骨筋の筋トレや腓骨筋の両サイドのサポート役の筋トレをして痩せようとするのではなく、背伸びするというゴールの中でそれらが足りないなら使えるようにする必要があるという事です。
なのでインナーマッスルで痩せようとかコアトレで痩せようとか流行りがあったかもしれませんが、痩せるというゴールに向かう為に効率良い運動ではありません、普通に筋トレしてください。
その中でコアの使い方のせいで筋トレが上手く行かないならコアの使い方を覚える運動を筋トレのためにしてください。
アスリートは目的違うのですが考え方は同じです。
ゴルフのスイングを遠く飛ばすために速く振るための筋肉を鍛える必要がありますが、その中でお腹のせいで安定性に欠けるのであれば、お腹の能力を上げる必要があるし、特に安定性が問題ないのであればどんどんスピードをあげる作業をすればいいです。
色々な動きを求められるようなサッカーとかバスケとかだと動きの種類が一つではないのでバランスよく色々やる必要がありますね。
インナーマッスルのトレーニングは綺麗な形を作る痩せ方をするためには必要だが、メインはあくまでも通常の筋トレすべし!